ナガオ薬局 健康情報
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Vol.56『健康な歯ぐき・美しい歯をキープ』

2006.3

25〜34歳でも75%超が歯周病

 歯周病は、35歳を過ぎると80%以上、25〜34歳でも75%の人が発症しており、今や年配者だけの病気ではなくなっています。15〜24歳で約60%、学童期の子供たち(5〜14歳)でさえ約50%に何らかの症状が見られています。初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、本人が気付かないうちに進行してしまいます。実際に痛みや症状が現われてから、あわてて歯科医院に駆け込む人が多いのが現状です。

歯周病は、歯ぐきに炎症が起こる歯肉炎、歯を支える歯槽骨も含めた歯の組織全体に炎症が広がる歯周炎を合わせた総称です。進行するとやがて歯を失うだけでなく、菌が体内に侵入して他の病気を引き起こすことも分かってきました。
歯垢除去が歯周病予防のカギ
歯垢除去が歯周病予防のカギ 歯周病の発症の主要因子はバクテリア(細菌)です。歯周病菌は酸素を嫌うため、歯と歯ぐきの間に入り込んで生息します。歯垢とは、歯肉縁上(歯ぐきより上側)と、歯肉縁下(歯と歯ぐきの間の溝)の両方につきますが、歯の表面に歯垢がつくと、菌の住む歯肉縁下まで酸素が行き届かなくなり、ますます住みやすい環境になります。

 つまり、歯周病の予防のためには、毎日のブラッシングで歯垢を取り除くことが欠かせません。ブラッシングでは届かない部分は、定期的に歯科医院に通い、専門の機器で掻き出してもらう必要があります。歯周病予防は、セルフケアと専門家によるケアの二本立てで行なうのが効果的です。

歯磨き技術と観察力

歯垢除去が歯周病予防のカギ 歯磨き技術と観察力 毎日のブラッシングはとても大切です。歯ブラシは鉛筆を持つようにして、歯と歯ぐきの境目を意識しながら丁寧に。歯磨きは回数よりも丁寧さを重視して、就寝前の歯磨きを習慣づけましょう。
 上手なブラッシングで歯垢をきれいに取り除くことにより、初期の歯肉縁であれば健康な状態を取り戻すことも十分可能です。まだ症状が出ていなくても、日頃から歯や歯ぐきの色など、口の中を観察することも大切です。少しでも歯ぐきに腫れや出血を発見したら、すぐに歯科医院に行きましょう。歯周病は、放置しておくとどんどん進行してしまいます。普段の観察力を高めて、早期にケアすることが有効です。
歯磨き剤いろいろ
 薬局には、歯周病予防の薬効成分が入ったものや、ホワイトニング効果のある歯磨き剤もあります。茶渋や色素汚れ、タバコのヤニなどが気になるときは、こういった歯磨き剤で歯周病を予防しながら白くて美しい歯を取り戻すことが出来ます。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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