ナガオ薬局 健康情報
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Vol.46『正しい呼吸でリラックス その1』

2005.5

「呼吸」は体と心に大きく影響

 「電車運転手の居眠り」、「イビキがひどい人は睡眠時無呼吸症候群」など、呼吸が問題となる話題を耳にします。また、最近の若者は口を開けて息をする「口呼吸」の人が増えているそうです。

 日常的に呼吸が浅く、速い人が非常に多く思われます。ストレスが多く、毎日の緊張状態や慢性的な運動不足などが背景にあるようですが、息づかいが浅く速いと、呼吸力が弱くなってしまいます。
呼吸力
正しい呼吸でリラックス 呼吸力とは、空気を肺いっぱいに吸い込む力と、全てを吐き出す力のことです。ゆっくりと深い呼吸をすると、血液に十分な酸素を供給し、常に細胞を活性化し、エネルギーを効率的に生み出すことができます。脳の働きには十分な酸素が必要なのです。

 普段は無意識にしている呼吸ですが、これは自律神経のおかげです。精神状態は、自律神経を通して呼吸に反映し、呼吸の仕方は全身の健康状態に影響を与えます。
 浅い呼吸は姿勢の悪さ、骨格の歪み、内臓の機能低下、持久力不足、排泄力の低下、免疫力の低下などを招いてしまうのです。

 呼吸は、体を換気し、心を浄化します。ゆっくりと深い呼吸を習慣づければ、無意識にしている呼吸力のレベルを引き上げることができます。深い呼吸は、生命力を向上させ、若さを保って疲れにくい体を作ることにつながります。
 また、神経のバランスを整え、脳を休ませることができますので、本当にリラックスすることが出来るのです。
あなたの呼吸をチェック!
 以下の項目をチェックしてみましょう。当てはまるものが多いほど、「不健康な浅い呼吸」と考えられます。
  1. 日中、眠たく感じる。居眠りすることがよくある。
  2. 「イビキがひどい」と言われる。
  3. 「睡眠中の呼吸が不規則だ」と言われる。
  4. 肥満気味・疲労気味である。
  5. 時間的には眠っているはずなのに、疲労感が抜けない。
  6. 日中、自分の呼吸が浅いと感じる。
  7. 日中も無意識に息を止めていて、よくため息をついている。
  8. 呼吸に伴う胸部・腹部の動きが小さい。
  9. 歌を歌うと、他の人よりも自分の息が続かない。
  10. 普段から声が小さいと言われる。
 結果はいかがでしたか?当てはまる項目が多かった方は、普段から、ゆっくり深い呼吸を心がけ、十分な休息をとりましょう。そして、深い呼吸をするように「意識」することで、よい状態に変えていきましょう。

深いゆっくりした呼吸へ

 仕事の合間の10分間や食後の30分間でも、落ち着くことができる時間をとりましょう。ゆっくりと深い呼吸をするようにトレーニングをしながら、心も体も「リラックス」しましょう。
リラックスのポイント
正しい呼吸でリラックス 座った体勢でも寝転んだ体勢でもOKです。余計なことは考えず、呼吸にだけ意識を集中してください。深い呼吸をしながら、呼吸の邪魔をしていると感じられる部分や、普段動かさない箇所(関節・筋肉・筋など)を伸びをするように、ゆっくりと伸縮させます。

 深い呼吸の基本は、お腹を合わせて動かす「腹式呼吸」です。下腹をへこませて息を吐ききることがポイントです。姿勢が正しければ、吸う息はほとんど自動的に取り入れられます。好きな音楽(ヒーリング・ミュージックなど)を聴きながら、ゆっくりと深い呼吸を繰り返すことで、最高のリラックスタイムになるでしょう。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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