ナガオ薬局 健康情報
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Vol.40『睡眠障害』

2004.11

不眠のいろいろ

 睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠という二つの性質が違う眠りから成り立っています。通常は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すパターンが一晩に3〜5回繰り返されているといわれます。
 不眠は、この眠りのパターンが維持できなくなることから生じます。そして、個人差や年齢にもよりますが、訴える症状により4つの睡眠障害に大別する事が出来ます。
ノンレム睡眠
 就寝後、まず脳を休め、成長や免疫などに関するホルモン分泌が盛んに行われます。
レム睡眠
 60〜120分経過すると、運動器官を休めます。全身の筋緊張低下が見られ、呼吸、脈拍、血圧などが不安定となります。
睡眠障害

4つの睡眠障害

 最近では、各症状が複雑に絡まった状態を訴える人が増えています。

入眠障害:床に入ってから寝つくまでに時間がかかる、いわゆる寝つきが悪い状態
途中覚醒:寝ついてから、翌朝までに何度も目が覚めてしまう状態
早朝覚醒:通常の起床時間よりも早く目が覚めてしまう状態
熟眠障害:睡眠時間は十分なのに、ぐっすり寝た感じがしない状態
睡眠障害
不眠の原因
 通常では対応しきれない精神的疲労やストレスなどによるものが、ほとんどといわれています。働き盛りの男性(40〜50代)は、不眠に悩む人が多いのです。高齢になるにつれて不眠のトラブルも増えていきます。
睡眠障害

生活習慣で症状緩和へ

 睡眠薬の利用は、あくまでも一時的な不眠の為に利用しましょう。市販の睡眠薬も、薬への若干の依存性が見られます。不眠の原因を経つ生活習慣の見直しをする事が良いでしょう。
  1. 睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分(気にしすぎる事がストレスとなる。また、年齢が高くなるにしたがって、睡眠時間は短くなる)。
  2. 寝る前にコーヒーなどの刺激物を飲まないように。自分なりのリラックス方法を実践(軽い読書、音楽、ぬるめの入浴など)。
  3. 眠くなったら床に就く、就寝時間にこだわらないこと。
  4. 同じ時刻に毎日起床。
  5. 光の利用でよい睡眠(朝、目が覚めたら、日光を浴びるなどして体全体で覚醒する)。
  6. 規則正しい食事や、規則正しい運動習慣を。
  7. 昼寝は午後3時前の20〜30分まで(長時間の昼寝は、夜の睡眠に影響)。
  8. 眠りが浅い場合には、遅寝・早起き。
  9. 睡眠中の激しいイビキ、呼吸停止、足のぴくつき、ムズムズ感を感じる場合は、心療内科など医療機関に受診を(単なる不眠ではなく、精神神経系の病気の可能性有り)。
  10. 十分に眠っても、日中の眠気が強い場合にも医療機関で受診を。
  11. 睡眠薬代わりの寝酒は不眠の元!やめましょう。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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