ナガオ薬局 健康情報
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Vol.38『水を積極的に飲む その2』

2004.9

水で体の中からキレイに

 意識的に水分を摂って、水分不足にならないように努力をすれば、老化を遅らせ、症状を和らげることにもつながります。
疲労を感じたとき
 疲労時は脱水傾向を伴うことが多くなります。疲労回復のためには、水を飲んで尿量が増やし、老廃物の排出や栄養物質の代謝が活発にするとよいでしょう。疲れたときには、若干の糖分が含まれた水が効果的です。長時間の仕事や勉強中にはこまめに水を飲みましょう。
肥満対策にも
 食事の直前に水を飲むと効果的です。胃液が薄くなり腹部膨満感を感じて食欲が落ちてきます。また肝臓の働きを活発にするため蓄積脂肪の代謝を促します。食事中にお茶や水を飲んで、水分を多く含む野菜をたくさん食べましょう。
美肌を保つために
 女性は男性よりも体脂肪率が高く、体水分率が低いため、皮膚が乾燥して小じわの発生が起こりやすいのです。肌のキメと弾力は、表皮の保水能力にかかっています。角質層は水分含有率が20%と低いため、水分不足の影響がすぐに肌に現れてきます。
 水分不足が続くと表皮だけでなく、その下にある真皮まで構造が壊れやすくなり、シワがより出来やすくなってしまいます。肌を若く保つ為にも、水を飲んで水分補給しましょう。
便通への影響
 寝る前に水を飲んでおくと、朝の排便をスムーズにしてくれます。便は食物繊維を含む食べ物のカスと腸内細菌と水分で出来ていて、便内の水分によって移動しやすい固さになるのです。便の容積は水分によって膨らみ、腸壁を刺激して便意が起き、大腸の動きを活発にしてくれるのです。
 便秘の予防には十分な水分と食物繊維を摂取すること、そして適度な運動とストレス解消が必要です。
一方で下痢の場合は脱水傾向となりますから、早めに水分を補給しましょう。


胃の粘膜をきれいに
 胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの胃病を予防するには、暴飲暴食を避けて食事を規則的にとり、ストレスをコントロールすることが必要です。胃の粘膜に傷をつけたり、ただれたりしないようにするためには、食前や食後、食間に定期的に水を飲みましょう。胃の粘膜を清潔に保つ事ができます。

各症状に対しての水の効果

 水分不足にならないように努力をすれば様々な効果がありますが、医師の指導を受けて生活療法に努めましょう。
尿路結石
 腎臓から膀胱までの尿路に出来る結石が尿路結石です。激しい痛みを伴い血尿が出ます。何らかの原因で、尿中のバランスが崩れると尿に含まれる塩類が結晶となり、成長すると結石となります。水は尿を薄め、小さな結石であれば尿といっしょに自然に排泄することも出来ます。結石をもつ人はミネラル分の少ない水を選んで飲みましょう。
 結石成分であるシュウ酸を含む食べ物(ほうれん草、たけのこ、緑茶、紅茶)は控えましょう。


糖尿病
 糖尿病は、細胞に取り込まれなかったブドウ糖が血中に溢れ、常時高い血糖値を示します。自覚症状として、口の渇きと多飲を訴える事があります。高血糖状態では血小板が集まりやすく、血液をドロドロにして血圧を上げます。糖尿病では尿が濃くなり、そのため水分排出が進みます。
 高血糖の人は、医師の指導を受けて生活療法に努め、血液粘度を下げて代謝促進のためにも十分な水分摂取が必要です。血糖降下の働きがあるグアバ茶、バナバ茶、インスリンの働きを良くするバナジウム入り飲料がよいでしょう。
高脂血症
 血液中のコレステロール値や中性脂肪地の高い状態が高脂血症です。血液濃度が高まり血液がドロドロになることで血液循環が悪くなり、血管に障害を引き起こします。医師の指導を受けて生活療法に努め、十分に水を飲みましょう。
 血液粘度を下げて、脂質や糖質の代謝促進につながります。同時に食物繊維も十分に摂取しましょう。
高血圧
 血圧が高いと、血管壁へ圧力をかけて血管内膜を傷つけてしまいます。また血液がドロドロになりやすく、血小板血栓やコレステロールの血管内膜への侵入を許してしまいます。医師の指導を受け、低塩分の食事、ストレス減少、禁煙などの生活療法に努め、正しく水分を摂りましょう。
 水分が不足すると、コレステロールなどの脂質を分解する胆汁酸の流れにも影響します。
動脈硬化
 動脈硬化が進行すると血管が硬くもろく血管内腔が狭くなり、血流が悪くなります。血液はドロドロになり、血栓が掲載されやすくなります。水分不足は動脈硬化を後押しします。特に中高年〜高齢者は就寝中に脱水となり血液粘度が上がり、夜間や朝に血栓症が置きやすくなります。
 寝る前にコップ1〜2杯の水を飲んでおくと、起床時の体水分率が保たれます。
ストレスを感じている状態はアドレナリン値が上昇し、心拍や血圧が上がり心臓に負担をかけます。水を飲んで休息をとれば、ストレス解消に効果的です。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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