ナガオ薬局 健康情報
耳寄りな健康情報をご紹介いたします。皆さまからの情報もお待ちしておりますので、是非メールでよろしくお願いいたします。

Vol.37『水を積極的に飲む その1』

2004.8

体内での水の働きとは・・・

 水を飲んで病気を防ぎましょう。水には次のような働きがあります。
1 体液を調整し、細胞の働きを助ける・・・水は常に体液のバランス調整をし、細胞の新陳代謝や物質代謝に必要な適量の水分を保ち、体液を体内環境に望ましい弱アルカリ性に維持する。
2 酸素と栄養をを細胞に運びいれ、老廃物を排出する・・・水が枯れると細胞は死に直面する。
3 食物の消化吸収を助ける・・・唾液、胃液、懲役などの消化に必要な酵素を含む液体を作る。腸管に栄養成分が吸収されるのも水があるから出来る。
4 体温調整の働き・・・体温が上がると、汗を出して体から熱を放散する。
5 血液濃度及び血圧の調節・・・血液量を一定に保つ為、水分を増減させて調節、同時に血液濃度を適正なバランスに調整する。この働きによって、血圧を正常にする。
6 その他の働き・・・尿量を増やして排泄促進する利尿作用、良い便を作る排便作用、尿を薄めて結石防止作用、体内毒素を薄めて希釈作用、食べ物を飲み込みやすくする嚥下作用などがある。

水の摂取方法で老化防止

 体水分率が下がると、臓器の組織水分が減少して機能低下に陥ります。皮膚は乾燥し、筋力も低下します。人間の体水分率は新生児で80%、幼児70%、成人男性65%、成人女性60%、高齢者・肥満体50〜55%です。年をとると体が水分を必要とすることが減り、水分保持力も低下してきます。

 それ自体が「老化」であるとも言えます。血液を含む体液の現象は、老廃物や余剰物の排泄を不完全なものにし、病気の原因を作ることにもなります。

必要な水の量水の摂取方法で老化防止
成人で1日に必要な水分は2〜2.5リットルと計算されています。入る水と出る水が等しいことが原則です。

体に入る水: 飲み水
1.2リットル
+ 食物に含まれる水
1.0リットル
+ 代謝で作られる水
0.3リットル
合計
2.5リットル
体から出る水: 尿
1.4リットル
+ 汗と呼気
1.0リットル
+ 便
0.1リットル
合計
2.5リットル

 体内の水は、1日で2〜3リットルが入れ替わります。体に水が入ると、腸で吸収されて血液に入ります。血液は約5リットルあり、そのうち80%が水です。入る水が不足すると、体はピンチです。毎日新鮮な水を補給してください。

 食べ物から摂る事ができる水では十分ではありません。コップでしっかりと水を飲むようにしましょう。
脱水症状とは
 水分摂取の不足、または過剰な体水分の喪失によって脱水という状態になります。脱水状態になると、熱中症のような「体温の急上昇」や、血栓症を起こす「血液年度の高まり」、ショック状態を伴うような「血圧の低下」等が起こります。

 同時に身体機能全般が低下し、脳の働きや老廃物処理力、消化吸収力も低下します。高齢者は潜在的な脱水状態ですから注意しましょう。
 水分を過剰摂取すると、体液バランスが崩れて「溢水(いっすい)状態」になる場合があります。顔や手足のむくみ、心臓への負担などですが、健康な人なら腎臓が排泄してくれますので、まず溢水状態にはならないでしょう。
*月刊ヘルシートークより抜粋

ページの上へ