ナガオ薬局 健康情報
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Vol.21『主な薬草茶その2』

2003.4

主な薬草茶の効果と飲み方

ハトムギ茶
肌荒れの人>>皮膚の新陳代謝を促し、疲れもとる
東南アジア原産、イネ科の一年草。江戸時代から愛飲されている。
タンパク質、リン、ナトリウム、ビタミンB1、B2、E、鉄分などが豊富で、良質なアミノ酸を含む。
効能 カサカサ肌や吹き出物などの肌荒れを治し、シミ・ソバカスの予防と改善に効く。疲労回復や便秘・肩こりにも効果あり。
飲み方 市販されている薬草茶用は殻つきのハトムギを焙煎したもの。コップに半分ぐらいのハトムギを600ccの水に入れ、中火で煮出す。(煮出す時間は好みでよい。)これを1日分として、3回に分けて食後に飲用する。
(市販されているティーパックは、焙煎したハトムギを粗引きしたもの。ティーカップに入れて熱湯を注げば、2〜3分で香ばしいハトムギ茶となる。)
ベニバナ茶
冷え性の人に>>血行促進で体を温める
キク科の二年草。ベニバナ茶は花びらだけを乾燥させたもの。
効能 女性特有の冷え性・生理不順・生理痛に効果あり。貧血症のめまい・頭痛の緩和にも利用できる。
飲み方 薬草茶黄色から鮮やかな紅色に変わってきた頃が摘み時で、花びらだけを抜き取って採取し、十分に陰干しする。市販のベニバナ茶も同じ製法で作られている。
茶こしにひとつまみのベニバナを入れ、熱湯を注ぐ。5〜6分で成分が浸出する。
随時ティータイムとして飲用するのがよい。甘味料は加えないで飲むこと。
シソ茶
風邪をひきやすい人>>抵抗力をつけ、アレルギー体質を緩和
シソ科の一年草。ビタミンA効力が高く、カロチンが豊富。アレルギーを抑える抗ヒスタミン成分を含む。
効能 ストレスに対する鎮静作用のほか、体の抵抗力を高め、解熱・鎮咳効果がある。
アレルギー体質を和らげる。食欲減退時やストレスによる体力低下時に効果あり。
飲み方 7〜9月に葉を摘み取り、風通しの良い場所で陰干しする。完全に乾燥したら茶筒などの密閉容器に保存。
急須にスプーン一杯の乾燥茶葉を入れ、熱湯を注いで15秒ほどおいてから飲む。1日3回、食前・食後の区別無く、気軽に飲用できる。
(おろし生姜を加えると咳や風邪に効く。)
カンゾウ茶
イライラの多い人>>神経の鎮静作用と胃を守る働き
シベリア東部から中国北東部に自生するマメ科の多年草、甘草。
効能 根に含まれるグリチルリチン配糖体のグルクロン酸の働きで、神経を穏やかに鎮める作用がある。
健胃・消化促進作用が認められる。ストレスから寝つきが悪い人、胃の調子が悪い人に適した薬草茶。肝臓の解毒作用を助けるので、飲酒の機会が多い人にも適している。
飲み方 市販のカンゾウ茶は、既に細かく刻んであるので10gを目安に土瓶に入れ、水をたっぷり加えて30分以上煮出す。分量が少なくなったら水を足してもよい。薬効は穏やかなので、1日3〜4回、随時飲むことができる。
ドクダミ茶
胃腸の弱い人>>消化器系の不調を治す優れた働き
日本独自の野草で、ドクダミ科の多年草。自然治癒力を高める。
効能 解毒作用と消炎作用が優れている。下痢・便秘・胃弱・肝疾患・大腸炎など、消化器系に発生する疾病の予防や改善に効果が見られる。血管の老化である動脈硬化・心臓病・頭痛・肩こり・肌荒れの予防効果もあり。
飲み方 生葉を採取するときは6〜8月、茎葉を刈り取ったらよく水洗いし、風通しのよいところで完全に乾燥させる。
10〜15gの乾燥葉に600ccの水を加えて煮出す。これを1日3回に分けて飲む。
(市販品のドクダミ茶は乾燥ドクダミを主原料にしたブレンド茶が多い。)
次回は、ギムネマ茶・トチュウ茶・グアバ茶・ウコン茶・イチョウ茶について です。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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