ナガオ薬局 健康情報
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Vol.19『主な健康食品その7』

2003.2

よく耳にする健康食品の成分を解説

乳酸菌編
 ヨーグルト、チーズなどの発酵乳製品や野菜、穀物類をあまり食べない人、日ごろから便秘気味の人は腸内の善玉菌の勢力が弱まっていると思われる。ビフィズス菌、乳酸菌食品や飲料を食生活に加え、オリゴ糖(善玉菌増殖因子)や善玉菌の住みやすい環境を作る食物繊維食品も併せて積極的に摂るようにすれば、善玉菌の勢力が復活、快便につながる。

 腸は食べ物を消化して、栄養分や水分を吸収し、残りカスを便として排泄する重要な働きをしているが、同時に細菌や有害物質も吸収してしまう、体の外部と内部との接点でもある。
 腸内細菌といわれる微生物が数多く住み着いており、人の健康上プラスの働きをする善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌など)と、マイナスの働きをする悪玉菌(ウェルシュ菌・ブドウ球菌など)、また、どちらの性質も持つ日和菌(大腸菌・バクテロイデス菌など)に分けられ、それぞれが勢力争いを繰り返している。
チーズ
 善玉菌は、消化・吸収を助け、ビタミンを合成し、老廃物やコレステロールの吸着、腸の運動の刺激、有機酸を産生して感染防止、免疫の刺激などのプラスの働きをし、悪玉菌は腸内物を腐敗させて有毒ガスや毒素を出し、発ガン物質を産生、感染を受けやすくして病気発生の原因を作る。
 人の腸内では50歳前後から善玉菌が減少し始め、悪玉菌が増加する。
ビフィズス菌
乳酸菌
 善玉菌の代表。ヨーグルトなどの発酵乳製品のほか、錠剤や顆粒形状のサプリメントにしたものがある。
 腸まで生きて届くよう、特殊カプセル加工されたものがよい。
オリゴ糖  単糖が2〜20個結合したもので、ビフィズス菌増殖因子とも呼ばれ、善玉菌のエサになって増殖を助ける。オリゴ糖自体は消化吸収されにくいので、血糖値を上げにくいことが特徴。
ビタミンサプリメント編
 微量栄養素ビタミンは、体の構成材料やエネルギー源にはならないが、糖質・脂質・タンパク質の3大栄養素の代謝過程を、酵素類の働きを助けて順調にし、エネルギー産生を助ける重要な栄養素。
 ビタミンには水に溶ける「水溶性ビタミン」と、脂に溶ける「脂溶性ビタミン」とがあり、全部で13種類。
マルチ
ビタミン
 11種のビタミン(ビタミンA、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、C、D、E)を含む。ビタミンはそれぞれが協力して働くため、11種類をセットで摂ることは合理的。
ビタミンB
コンプレックス
 水溶性ビタミン。3大栄養素のエネルギー代謝を順調にするビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12)をセットで配合したもの。
 B1は糖質代謝、B2は脂質代謝、B6・B12・葉酸はタンパク質代謝に働く。
ビタミンC  水溶性ビタミン。抗酸化作用を持ち、抗ストレス作用、抗菌作用、免疫力の強化、鉄分の吸収促進、コラーゲンの生成・保持、メラニン色素の生成抑制・分解など。
ビタミンE  脂溶性ビタミン。強力な抗酸化作用により、細胞・組織の酸化を防ぐ。主な働きは、過酸化脂質の生成抑制・分解・血管壁へのコレステロール沈着防止、血管拡張・血行促進作用、ホルモン分泌の促進、自律神経の安定、更年期の不定愁訴の改善など。
ベータ
カロチン
 体内に入るとほとんどがビタミンAに変換される。ベータカロチン自体の抗酸化作用と、ビタミンAとして、皮膚・粘膜の新陳代謝促進・保護・目の網膜の保護に働く。
葉酸  水溶性ビタミン。B群の仲間。赤血球の合成、細胞核にある核酸(DNA/RNA)の生成、成長促進、母乳の分泌促進などに働く。
 妊娠中の摂取が特に推奨されている。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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