ナガオ薬局 健康情報
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Vol.18『主な健康食品その6』

2003.1

よく耳にする健康食品の成分を解説

大豆イソフラボン
更年期症状・骨密度の維持、強化>>
 大豆胚芽に多く含まれるポリフェノールの仲間。イソフラボンは、体内で女性ホルモンのエストロゲン様の働きを示し、更年期の急激なホルモンバランス変化が原因で現われる女性特有の諸症状の緩和、さらに更年期以降に進む、カルシウムの骨からの溶出を防ぐ働きがあることが判明している。高い抗酸化力が、ひいては免疫力を高め、抗菌、抗がんの働きが期待できる。
ザクロエキス
更年期症状・貧血>>
 ザクロ科の落葉高木で原産はイラン。東洋医学では女性特有の諸症状、月経不順や更年期症状などに用いている。最近の研究で、ザクロの種子に女性ホルモンに似た働きがあることが判り、更年期の様々な不順を緩やかにするとされている。
 ザクロには糖質、多様な有機酸、ビタミン・ミネラル類、アミノ酸が豊富で、抗酸化、抗脂質、抗菌の働きがある。これらの相乗効果によって血液をきれいにして、病気予防に役立つとされている。
ブルーベリー
眼精疲労・視力維持・眼病予防>>
 ブルーベリーは、ツツジ科の果樹で紫色の実をつける。色素成分はアントシアニンという抗酸化物質(カロチノイドの一種)だが、特徴的な働きが、目の網膜細胞にあるロドプシン(光の刺激を電気的信号に変え視神経に働きかける物質)の分解・再生に関わっていること。
 アントシアニンの充分な供給があれば、目の疲労回復や視力向上だけでなく、黄斑性網膜症などの眼病の予防・改善にも有効であることが判っている。さらに、アントシアニンの高い抗酸化力は、毛細血管を保護し、血栓を防ぐなどの効用が期待されている。
コラーゲン
肌のハリ・骨の強化・関節痛予防>>
 細胞の結合組織を作る繊維状のタンパク質のこと。体を構成するタンパク質の30〜40%を占めていて、皮膚組織では水分を除くと75%がコラーゲンである。栄養と酸素を補給、老廃物の排出経路ともなっているので、不足すると肌のハリやみずみずしさが失われる。また、コラーゲンは間接を構成する成分でもあり、骨組織にカルシウムを定着させる働きをしている。
 慢性的なコラーゲン不足は、肌の老化だけでなく、変形性関節痛や骨の弱化を招く。他、老眼や眼精疲労の改善にも有効と言われている。皮膚のためには「コラーゲン1型」、関節のためには「コラーゲン2型」の摂取が良い。
プラセンタ
肌の若返り・体力強化・強精・老化防止>>
 哺乳類の母体と胎児をつなぐ胎盤のこと。子宮内で胎児の生命活動を維持している胎盤自体も、必須アミノ酸、ペプチド、ビタミン、ミネラルと栄養豊富。動物が出産後、胎盤を食べるのは理にかなっている。
 プラセンタの働きは、全身の代謝改善、造血、抗酸化、抗炎症、免疫賦活、解毒など多岐にわたり、一口で言うなら自然治癒力の賦活である。特に、皮膚細胞の賦活作用がめざましく、肌の若返り効果が認められている。
ヒアルロン酸
シミ、シワの予防と改善・関節痛予防>>
 人の細胞は、細胞間を埋めているムコ多糖体によって守られている。このムコ多糖体の一種がヒアルロン酸で、粘度があって抜群の保水力を持っている。しかし、加齢とともにヒアルロン酸の量は減少し続ける。ヒアルロン酸の働きは、各組織の水分調整と新陳代謝・再生・細胞への酸素や栄養の補給、老廃物の排出、関節軟骨の潤滑剤など。他、眼球の機能維持、血液の保水力調整に働くことが判っている。特に、ヒアルロン酸の摂取は、皮膚組織の水分保持を高め、新陳代謝を活発にし、コラーゲンの変質を防ぐことで、シミ・シワの防止、美肌維持に効果がある。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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