ナガオ薬局 健康情報
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Vol.16『主な健康食品その4』

2002.11

よく耳にする健康食品の成分を解説

納豆菌
血栓の予防、改善・整腸・腸の免疫力向上>>
 大豆を蒸して稲ワラに包んでおくと、納豆菌の仕業で栄養価の高い納豆ができる。納豆菌は、血液中の血栓を溶かす働きをもつ酵素ナットウキナーゼ、血圧を下げる酵素、活性酸素を消去する酵素などを生成する。
 納豆菌を摂ることの効用は、「血栓症を防ぐ」、胃酸に負けず腸まで届き善玉菌を活性化して「便秘改善など整腸」、免疫細胞を刺激して病原菌やウィルスを抑制、「腸の免疫力を向上させる」などが認められている。
ビール酵母
健胃・皮膚のトラブル・便秘・整腸・食欲増進・栄養補給>>
 酵母とは、糖分に作用してアルコールと炭酸ガスに分解する発酵菌(イースビールト)のこと。良質タンパク質(必須アミノ酸ほか)、ビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む。
 ビール酵母は最も栄養価が高く、食生活に自信がない人の栄養補給源でもある。発育ビタミンと言われるB2が豊富であり、アミラーゼ、リパーゼなど脂肪分解や消化に働く酵素を含む。
 これらビール酵母の栄養素が相乗効果を発揮し、胃を丈夫にして食欲増進させ、便秘を改善させるほか、口内炎や吹き出物などの皮膚トラブル解消に効果をあげる。
ウコンエキス
肝機能向上・脂肪肝・飲酒後の疲労回復・胃弱の改善・動脈硬化・ガン予防>>
 ショウガ科多年草、英名ターメリック。日本では沖縄が主要産地で、お酒の後にウコン茶を飲む習慣がある。
 ウコンは古くから健胃のための生薬として利用され、古くはインドで、また欧米でカレー料理のルウに香辛料として使われている。最近の研究でウコンの有効成分は黄色の色素成分「クルクミン」と判明。
 クルクミンは強い抗酸化作用をもち、肝機能を活性化させて、アルコールはじめ有害物質の解毒作用を促進、胆汁分泌を促して脂肪の分解を助け、コレステロールの減少にも働き、その結果、血管の老化を防ぐことが認められている。
カキ肉エキス
肝臓強化・疲労回復・強壮強精>>
 生ガキの煮出しをくり返し、浸出する液汁を濃縮したもの。タオニン、メチオニン、シスチンなお強肝アミノ酸を含む8種のアミノ酸、グリコーゲン、ミネラル、ビタミン類が豊富。
 タウリンは肝臓の栄養となり、肝機能を高め、血栓の予防から血圧の正常化までに働く。グリコーゲンは即効性の高いエネルギー源で、強壮と疲労回復に働く。タウリンをはじめアミノ酸の総合力で、アルコールなどの有害物の解毒作用を早めるなど肝機能を向上させる。
 この他、性ミネラルとも呼ばれる亜鉛(生殖機能を高め、インスリン分泌やホルモン代謝に重要)を豊富に含んでいる。
シジミエキス
肝臓強化・二日酔い・胆石予防>>
 シジミを殻ごと煮込んで出る液汁を濃縮したもの。タウリン、アルギニン、メチオニン、シスチンなど強肝アミノ酸、ビタミンB群が豊富。タウリンなどは解毒作用はじめ肝機能を高め、メチオニンやシスチンは胆管の通りを良くし、アドノシンは胆汁分泌を活発にする。
 ビタミンB群は肝臓の働きを高め、特に「赤いビタミン」と呼ばれるB12が豊富で、造血や血液循環に働く。このため、貧血防止から脳の働きまで良くするとされている。
 シジミエキスは、肝臓を強化して二日酔いや疲労回復を早め、コレステロール代謝を良くして胆石症を防止するのに役立つ。
ニンニクエキス
疲労回復・食欲増進・冷え・不眠・ガン予防>>
 ユリ科ネギ属の多年草ニンニクは、古代の昔より、最高の強壮食、または香味野菜として親しまれている。
 ニンニク特有の成分は、硫化アリル化合物。アリシンは匂いの素で、強力な殺菌、解毒、抗酸化作用をもっている。豊富に含むビタミンB1と結合してよく吸収され、疲労回復に働く。スコルジニンは抹消にんにく血管を拡張して、血行を良くする。アリインは分解酵素アリナーゼの働きで一部がアリシンに変わって胃酸分泌を促し、消化促進、食欲増進に効果をあげる。
 これら硫化アリル化合物は強力な脱コレステロール作用があり、血管の若さの保持に役立つほか、発汗などの代謝活動を高める。
しかし食べ過ぎは禁物で、貧血や胃潰瘍を促進することがある。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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