ナガオ薬局 健康情報
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Vol.15『主な健康食品その3』

2002.10

よく耳にする健康食品の成分を解説

大豆サポニン
肥満・高脂血症・高血圧・肝臓強化・動脈硬化>>
 植物の根・葉・茎・実に広く含まれており、水と油の両方に溶ける性質がある。大豆サポニンは、他の植物のサポニンと違い、多用しても有害性がなく健康食品として最適。
 「腸からのブドウ糖吸収抑制・貯まった脂肪を早くエネルギーに変える」「血管にこびりついたコレステロールを除去・血中の中性脂肪を低減させる」などの作用が認めれられている。
 これらの働きから、肥満・高血圧・動脈硬化などの予防、改善に有効であり、また大豆サポニンには血栓を溶かす作用も認められ、全身の血行を良くして、血管の老化防止にも有用である。
大豆レシチン
肥満・脂肪肝・高血圧・動脈硬化・健忘症・痴呆予防>>
 細胞膜を形成する主要成分で、「リン脂質」の一種。レシチンは脳の神経細胞に多く存在し、「脳の栄養素」とも呼ばれている。
 水にも油にも溶ける性質をもつため、乳化作用を発揮してコレステロールの血管への沈着を防ぐ。また、脂質の代謝に働くコリンを生成し、体内脂肪を燃やし、肝臓での脂肪代謝を助ける。
 レシチンは「コレステロールが血管壁に沈着するのを防ぐ」「脂肪の代謝を促し、肥満や脂肪肝を防ぐ」、コリンは脳細胞内で神経細胞間の伝達物質「アセチルコリン」になるため「記憶力低下や痴呆の予防」に役立つと考えられている。
DHA・EPA
高脂血症・動脈硬化・老化防止・物忘れ・ボケ防止・アレルギー>>
 DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、イワシ・サンマ・サバ・マ魚グロなどの青背の魚に多く含まれる不飽和脂肪酸。不飽和脂肪酸は食品から摂らなければいけない必須脂肪酸で、常温で液状を保つため、血管に貯まりにくい。
 DHAとEPAは血液の粘性を下げてサラサラにし、血流を滑らかにする、中性脂肪やコレステロール値を下げる、血栓をできにくくするなどの働きで、血管の老化「動脈硬化」の予防効果が大きい。
 特にDHAは脳や神経組織に多く存在して、脳の機能にかかわっているので、「頭をよくする成分」と呼ばれる。EPAは、花粉症やアトピーなどアレルギー疾患の予防・改善に有効とされている。
ハトムギエキス
肌荒れ・吹き出物・シミ>>
 イネ科の植物・ハトムギは、良質アミノ酸、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維などが豊富で栄養価が高い。これら栄養素の相乗効果で、肌の新陳代謝を活発にして、肌のトラブル解消に働く。
 特に、コイケノライド等の油性成分が、体内毒素を解毒・排出するのに働き、美肌作りのほか、抗がん性まで期待されている。
 漢方では、ハトムギの種皮を除いた部分が美肌の妙薬で、利尿、筋肉痛、リウマチの薬である。
ルチン
高血圧・動脈硬化>>
ソバ ルチンは、ソバの実や葉に含まれる栄養成分の一つで、ビタミン様物質であり、ヘスペリジンなどと共にビタミンPと呼ばれる。柑橘類の色素成分と同じように、フラボノイド類に属す。
 ルチンの主な効用は「血管強化作用」「血圧効果作用」と「ビタミンCの効果を高める」こと。ルチンを含むフラボノイド類は、ビタミンCの吸収を助けて血管壁を強化し、高血圧や動脈硬化、心疾患の予防に役立つとされている。ソバには、必須アミノ酸も豊富で、そば湯にはルチンが溶け出している。
ゴマ(セサミノール)
動脈硬化・老化防止・ボケ防止・肝臓強化・ガン予防・貧血>>
 「滋養肝腎健康食」として、昔から重用されているゴマ。中でも黒ゴマは強い抗酸化力をもち、体のサビ・過酸化脂質を抑える有効成分セサミノールやセサミンが最も豊富。黒い色素はアントシアニンでポリフェノールの仲間、免疫力向上や抗がん性に役立つ。加えてリノール酸やオレイン酸など不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らし、血管を守る。
 ビタミンEは血行促進を図り、セサミンなどと共に、肌、血管はじめ組織の老化防止に働く。血管の若さを保てば、ボケ防止につながる。また、アミノ酸が多く、ビタミンB1、B2などと協力して肝臓を助ける。鉄、カルシウムなどミネラルは、貧血予防から精神の安定作用まで期待できる。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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