ナガオ薬局 健康情報
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Vol.14『主な健康食品その2』

2002.9

よく耳にする健康食品の成分を解説

クマ笹エキス
健胃・ガン・老化防止>>
 多種のミネラル、ビタミンC、B群、K、葉緑素、リグニン(食物繊維)などを豊富に含む。防腐・殺菌作用を持つため、健胃・整腸・口内炎・口臭・風邪・貧血などの漢方薬に配合されている。
 ササ多糖類は細胞膜の構成成分となり、細胞の強化や修復、制ガンに働くほか、免疫力を高める。葉緑素・リグニンにも制ガン性が認められている。ビタミンKは止血作用を高め、カルシウム・マグネシウムが豊富で骨の強化に役立つ。
しそエキス
アレルギー症状の緩和・風邪>>
 料理では脇役だが、しそ(大葉)は食効・栄養価とも抜群である。しそエキスの主成しそ分のひとつは必須不飽和脂肪酸α-リノレン酸で、しそエキスには免疫を調整する働きが認められ、「花粉症やアトピー等のアレルギー症状をやわらげる」「血行をよくする」等の効用がある。
 また、α-リノレン酸は活性酸素を抑え脳細胞の活性化に役立ち、神経の安定につながることも期待されている。
アロエエキス
便秘・整腸・胃炎・健胃・美肌・糖尿病>>
 アロエの皮部分はネバネバ状で葉肉はゼリー質である。ヨーロッパでは、胃を丈夫にし便通を整える生薬として薬用植物No.1。日本では『医者いらず』の名の通り、火傷・傷・あかぎれ等の外用、便秘を治す内用で、民間薬として親しまれる。
 アロエに含まれる様々な特有成分を以下に挙げる。腸の運動を高めるバルバロイン、アントラキノン。血糖値を下げる粘液多糖類のアロエボラン。免疫力を高めるアロミチン。殺菌力・美肌効果のアロエチン。潰瘍(かいよう)修復のアロエウルシン。
 ※妊娠中や、生理中、下痢、ひどい冷え性の時は避ける。
イチョウ葉エキス
物忘れ・ボケ防止・動脈硬化・ガン予防>>
 現存する植物の中でも最古の歴史を誇り、強い生命力を有するイチョウ。有効成分には、色素成分で抗酸化物質であるフラボノイドを30種類以上、ルチン、クエルシトリン、テポニン、シリマリン等。
 他、特殊成分のギンコライドやフラボノイド類には、抹消血管を保護・強化して血行促進を図り、さらに冠状動脈の動脈硬化を防ぐ働き、また活性酸素にyる過酸化脂質の生成を防ぎ、脳細胞を守り、脳内血流を増加させる働きが認められている。
 心疾患のある人、血行障害による肩こり・筋肉痛・頭痛・めまい・冷えなどのある人に、老人性痴呆症の予防に広く活用されている。
玉ねぎエキス
疲労回復・消化・食欲増進・糖尿病・高血圧・動脈硬化>>
 玉ねぎのもつ刺激性の香り、催涙性のある辛味成分は、「硫化アリ玉ねぎル」や「アリルプロピルジサルファイト」などの含硫有機成分である。これらの成分は、体内の酵素反応や生理作用を活性化する作用がある。
 硫化アリルは胃酸分泌を促進し、血行促進し、ビタミンB1の働きを助ける。アリルプロピルジサルファイトは、含まれるグルコキニンと共に血糖値の正常化に作用する。また、玉ねぎの皮には、血圧降下作用があると認められている。
 皮の黄金色の色素成分には、フラボノイド類化合物「ケルセチン」が多く含まれているが、皮抽出成分に糖尿病の進行に関わる「アルドースレダクターゼ」の活性を阻害する作用があることが発見されている。
 玉ねぎの皮抽出成分を摂ることは、血糖値の抑制と糖尿病合併症の予防に役立つと期待されている。
卵黄油
動脈硬化・高血圧・肥満・ボケ防止・肝臓・冷え・美肌>>
 鶏卵の卵黄をかき混ぜながら弱火で煮詰めてできる褐黒色の油のこと。主要成分はレシチン。レシチンは細胞膜を構成するリン脂質の素。乳化作用があり、悪玉コレステロールの血管壁への沈着を防ぎ、善玉コレステロールを増やし、血管を強化。脂肪の代謝を促進して肝臓を守る。
 心筋の強化にも働く。脳を活性化させる神経伝達物質アセチルコリンの生成にも関与。他卵黄油には、コレステロール減少に働くリノール酸、抗酸化力が強く血液をきれいにするビタミンE、A等を含む。これら栄養成分の総合的な働きで、動脈硬化や肝臓病の予防・ボケ予防・肥満・肌の若返り・冷えの改善に役立つ。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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