ナガオ薬局 健康情報
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Vol.13『主な健康食品その1』

2002.8

よく耳にする健康食品の成分を解説

アガリクス
ガン・動脈硬化・老化防止>>
 ブラジル原産のキノコ「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」のこと。日本名はヒメマツタケ。ブラジルでは、早くからガンや糖尿病など様々な病気治療に使われてきた。近年、その薬効研究が盛んに行われ、有効成分として多糖類食物繊維であるβ-Dグルカンの含有量が多く、その薬理的な働きから、ガンの縮小・消失などの効果が認められている。
 アガリクスの最大の特徴は「免疫力賦活による抗ガン作用」と「動脈硬化を防ぎ、老化防止に働く」の2点。アガリクスは抗酸化・脱コレステロール作用で動脈硬化の予防、糖尿病、自律神経失調症、更年期障害、アレルギー疾患、脳に必要なリン脂質によって頭の老化防止まで幅広い効用があるとされている。
シイタケエキス
ガン・高血圧・動脈硬化>>
 シイタケは、古来より「命の霊薬」と呼ばれ、特に虚弱体質の人や病人、高齢者のシイタケ人に用いられてきた長寿食。シイタケエキスには、シイタケ自体から抽出したものと、人工培養したシイタケ菌子体からの抽出エキスの2種類があり、菌子体エキスはより免疫活性が強いという報告がある。
 シイタケエキスには、必須アミノ酸、ビタミンB群が豊富、生理活性物質としては、血圧降下作用があり、血流促進にもつながる「エリタデニン」、免疫力を高め、抗ガン性に働く多糖体レンチナンなど「β-Dグルカン」、インターフェロンを作り抗ウイルス性に働く「リボ核酸」、体内でビタミンDに変わり、カルシウムの吸収を促す「エルゴステリン」などがある。血液をきれいにして、抗菌性に富んでいることから、肝機能を強化すると認められている。
プロポリス
ガン・動脈硬化・風邪予防・湿疹・口内炎・アトピー・花粉症>>
 ミツバチが樹液や花粉に自らの唾液や蜜ロウなどを混ぜ合わせて作り出す物質のこと。日本では蜂ヤニと呼ばれる。これを巣の入口や隙間など巣の中に塗りこんで、極力、無菌状態を保ち、身を守っている。
 古くから、プロポリスには強い殺菌・防腐・消毒作用があることは判っていたが、近年の科学的研究から広範囲な薬効が明らかになっている。主な成分は有機酸、脂肪酸、アミノ酸、フラボノイド類、ミネラル、ビタミンなど。
 プロポリスは「天然の抗生物質」と呼ばれるように、その効力は、20種類以上の抗菌成分による強い殺菌作用、抗炎症、抗酸化、血管の保護、血液浄化作用である。
キチン・キトサン
高血圧・高脂血症・動脈硬化・ガン・肥満>>
 カニの甲羅やエビの殻などに多く存在する、アミノ酸の集合体である動物性食物繊維のこと。そのままでは体内で消化吸収できないため、特殊な化学処理を施して、吸収できる形にしている。
 キチン・キトサンの主な働きは、「腸内や血中の余分な脂肪、塩分、糖分を吸着・排泄する」「胆汁酸の分泌を活発にして、コレステロールを減らす」「体内の有害物質やガン毒素などを吸着・排泄する」「免疫細胞を刺激して、ガン抑制作用がある」など、肥満から病気予防・改善に多彩な薬効を持っている。
クロレラ
体質改善・抵抗力増強・老化防止・貧血・肥満・生活習慣病予防>>
 淡水性のプランクトンの一種、単細胞緑藻類。成分は、60%を占める良質タンパク質、糖質、葉緑素(植物色素)、ビタミンA・E・B群・葉酸、主要なミネラル、核酸、食物繊維などを含む。
 米航空宇宙局では、宇宙食にクロレラを研究するなど「未来の栄養食品」と呼ばれている。
 クロレラの特長的な食効は「疲労しやすく病気になりがちな酸性体質を改善」「クロレラ成長因子という生理活性物質の働きで、細胞の新陳代謝を活発にし、免疫力を高める」こと。 よって、体力・抵抗力を増強、広範囲に病気予防に役立つ。
緑茶カテキン
動脈硬化・ガン予防・風邪・食中毒・口臭予防>>
緑茶 緑茶の渋味成分であるカテキンは、強い抗酸化力をもつポリフェノールの仲間、乾燥重量の10〜15%を占める。
 カテキンの抗酸化作用は、過酸化脂質の生成を抑えるなど、活性酸素の害を少なくすることで、動脈硬化やガン予防に働く。さらに、カテキンは強い殺菌力をもっていて、風邪・虫歯・食中毒の予防、胃潰瘍(胃かいよう)や胃がんの原因とされているピロリ菌の除菌に効果を現わす。
 またカテキンには消臭作用があって、口臭や体臭を抑える働きがある。最近では、カテキンの血流脳関門を通過できる性質から、脳内の活性酸素除去に働き、ボケ防止も期待されている。
*月刊ヘルシートークより抜粋

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