ナガオ薬局 健康情報
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Vol.9『冷えのセルフケア』

2002.4

冷えは自分自身が作っている?

 通常、体温は36.5〜37℃ですが、心臓から離れるほど低くなり、ひざから下や足先では6〜7℃の差があります。体が冷えるのは、その部分の抹消血管の血行不良と、体温調節を司る自律神経の失調にあります。冷えが続くと、日常の不快感だけでなく、ゆくゆくは婦人病など病気を引き起こしかねません。
 冷えを作っている原因は、その人自身の生活の中にあるということです。下の項目に思い当たる点はありませんか?

  • 心身の過剰なストレスが多い
  • 運動不足で筋肉が未熟である
  • 食生活の内容が悪く、栄養不足
  • 体を冷やすような服装をしている
半分以上思い当たるなら、本当の病気にならないうちに、解決しましょう。
冷えを自力で改善する
 冷えの状態が長く続き病的な症状が出ている場合には、医師の診察が必要ですが、そうではなく少々の症状があっても日常生活に支障がないレベルなら、冷えは自力で改善できるのです。

冷えをストップ

半身浴で体を芯から温める
半身浴でポカポカ・入浴タイムを充実させましょう。
39〜40℃のぬるめのお湯にみぞおち辺りまでつかって、汗が出てくるまで15分程入ります。この時、肩にタオルをかけておくと冷えないので良いでしょう。
・体の芯から温まり、心臓への負担も軽く、副交感神経が優位になってリラックス効果が高まります。
・手足や脚をスポンジでマッサージするようにすると、一層皮下の血行が促されます。
カイロで冷える部分を温熱治療
カイロでポカポカ・体の冷えは、心臓から遠いひざから下の脚や足先・手・腰回りによく出ますから、使い捨てカイロや貼るカイロなどで温めます。
・体の中心部である腰や肩を温めると、体の末端まで血行がよくなります。冷えを即効的に直すのに有効です。

温かいゆったりとした服装を
ゆったり温かな服装・体を締めつける服装や、下着、靴はやめましょう。
・保温力のある天然素材の下着を着け、足腰を冷気にさらさない服装を心がけます。体のためと割り切り、今までと違うファッションにチャレンジしましょう。
こまめに体を動かそう
・デスクワークの時間が長い、または立ちっぱなしの仕事の人は、筋肉のこわばりと血行不良を防ぐため、30分おきにストレッチ体操をしましょう。

冷えを起さない

1日30分はしっかり歩こう
30分歩こう・運動することにより、筋肉が動き血流も盛んになって、体が温まります。しっかりした歩行を続けることで、脚・腕・腹部・背中の筋肉が発達し、エネルギー代謝がよくなります。
・皮下脂肪がとれれば体温調節も円滑になります。
少し汗をかき、息が弾む程度のペースで1日合計で30分歩行しましょう。
栄養バランスと体を温める食事を
・現代人は、暖房のきいた部屋で体を冷やす食べ物を摂りがちです。エネルギー源となる米・イモ類・うどんなどの炭水化物や、タンパク質、脂肪といった3大栄養素と、野菜・果物をバランスよく摂ることが食事の大原則です。
・朝食抜きはエネルギー不足で、体が温まりません。
・にんにく・しょうが・玉ねぎ・豆類・肉類・適度のお酒など、体を温める食品を積極的にメニューに加えましょう。
リラックスタイムを作ろう
お茶や音楽でリラックス・冷えの一因は、自律神経失調症と血行不良による体温調節機能の崩れにあるので、交感神経(活動・緊張)と、副交感神経(休息・緩和)のバランスを整えます。
・毎日1時間程度はリラックスタイムを設けて体を休ませ、好きな音楽を聴いたり、鎮静効果のあるハーブティーを飲んだりして楽しみましょう。
快眠を心がけよう
快眠が一番・温かく楽な着心地のパジャマで、軽くて暖かな布団や毛布、頭にフィットする枕、どうしても冷えるときは、ゆったりした天然素材の靴下をはきましょう。
・寝る前にストレッチ体操をするのも、よい眠りに効果的です。快眠は、体の諸機能を回復・改善してくれます。

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