ナガオ薬局 健康情報
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Vol.8『脳と体の老化度チェック』

2002.3

ギックリ腰の要因

 ギックリ腰は「腰椎捻挫」といい、腰椎を支えている筋肉が弱っていると、起す可能性が大きくなります。イスに座っている時に軽く体をねじったり、くしゃみをしたはずみでもギックリ腰になったりすることがあるのです。
 腰に急激な負担がかかったとき、筋力の弱い「腹筋」や「腰背筋」が脊柱を支えきれなくなって不全断裂を起してしまいます。
脊柱と骨盤
 人間が立ち、歩き、座り、体を曲げるなどの動作が出来るのは、骨とそれを支える筋肉がちょうどよいバランスを保って動くからです。そして、その中心を成すのは「脊柱」とそれを支える「骨盤」です。脊柱と骨盤をしっかりと結びつける筋肉が弱ると、脊柱が変形したりずれたりして、慢性の腰痛や内臓痛をひきおこします。
筋肉の持久力
 筋肉の強度は「瞬発力」と「持久力」の二通りの力で表されますが、「持続的な筋収縮力」を測定する方が、筋肉の老化度を見るのに適しています。
 持久力の測定法には、鉄棒の懸垂運動、腕立て伏せ、上体起こし等があります。

上体起こし運動(測定方法)

まず、両足を押さえてくれる介助者を見つけてください。
下の1〜4「上体を起こす運動」を30秒間に何回できるかを測定します。

上体起こし その1 上体起こし その2

注意1 ひざを伸ばして行うと腰を痛めることがあります。
注意2 途中で休まず、リズミカルに行いましょう。
1 仰向けに寝て、両手を頭の後ろに組みます。
2 両ひざを90度くらいに曲げ、足先は30cmほど開きます。
3 介助者が両足首をしっかり固定します。
4 「はじめ」の合図で、両ひじが両ひざにつくまで上半身を起こし、起きたらすぐに仰向けの姿勢に戻します。(これで1回)
年齢/評価 1 2 3 4 5
20〜29歳 15以下 16〜19 20〜23 24〜27 28以上
6以下 7〜11 12〜15 16〜19 20以上
30〜39歳 12以下 13〜16 17〜20 21〜24 25以上
3以下 4〜7 8〜12 13〜16 17以上
40〜49歳 9以下 10〜14 15〜17 18〜22 23以上
0 1〜4 5〜10 11〜15 16以上
50〜59歳 7以下 8〜11 12〜15 16〜19 20以上
0 1〜2 3〜8 9〜13 14以上
60〜69歳 5以下 6〜8 9〜12 13〜16 17以上
0 1〜2 3〜6 7〜10 11以上
70歳以上 3以下 4〜6 7〜9 10〜12 13以上
0 1〜2 3〜5 6〜8 9以上

判定結果

5 筋肉の持久力は十分です
普段から習慣的に運動をし、気力・体力ともに充実した人生を送っていることでしょう。この状態を長く保てるよう、現在の生活を続けてください。
4 普通の人より優れています
現状を維持するため、毎日体を動かすことをお勧めします。ただし、やりすぎは要注意。筋力を維持するのにスポーツは大変結構ですが、体力を過信するとかえって腰を痛めます。
3 年齢相応の筋肉の持久力があります
これ以上筋肉を衰えさせないよう、軽い運動を毎日するよう心がけましょう。特別に運動をしなくても、毎日30分位のウォーキングで十分な効果があります。
2 やや問題ありです。
10分間でもかまいませんから、毎日時間を決めて腹筋運動や腕立て伏せをしましょう。始めから無理をせず、腹筋ならひざ曲げ、腕立て伏せならひざをついて行うとよいでしょう。
1 筋肉の持久力がほとんどない状態。
このままではいけません。筋力の低下は、足腰ばかりではなく内臓にまで悪影響を及ぼします。「壁腕立て」など簡単な運動から始め、次第に運動強度を上げていきましょう。

*月刊ヘルシートークより抜粋

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