ナガオ薬局 健康情報
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Vol.3『どうしてかぜをひくの?』

2001.10

かぜの症状とその進行のしかた

かぜ症候群の原因
かぜの正式な病名=かぜ症候群
かぜ症候群の原因は
80〜90%がウィルス感染

のどの症状からはじまる人50%
鼻の症状からはじまる人30%
発症の仕組み
空気中のウイルス

息を吸うことによって鼻や口に入る

鼻やのどの粘膜で増殖

炎症を起こす
のどから気管支での炎症→声がかすれたりする
鼻の粘膜で炎症→鼻水や鼻づまりの症状がでる
脳内の体温調節中枢に「プロスタグランジン」という物質が作用すると発熱が起こる

様々な症状

粘膜に炎症が起きるのは?
 炎症とは皮膚や粘膜などに起こる腫れや赤みのことで体を攻撃するウィルスや細菌などに対して起こる。体の防護反応の結果生じるものであり、体の防護機能がウィルスに勝つと炎症も治まり、病気は回復する。
のどの炎症が起きるのは?
ウィルス感染

体の防護反応が働く

炎症

のどの生理機能が損なわれる

知覚過敏が起こる

イガイガ感、異物感を感じる

炎症で「プロスタグランジン」を産生

のどの痛み・赤み・腫れ


咳は気道に入ってきた
異物や痰を排除するからだの防護反応

気道にウィルス侵入

気管支のけいれん・気道粘膜の炎症

刺激が脳に伝わり咳がでる

痰はウィルスや最近を排除するために
過剰に分泌された粘液
鼻の症状が起きるのは?
ウィルス感染

体の防護反応が働く

炎症

鼻の粘膜が弱い人は鼻粘膜から炎症を起こす

ムズムズ感を感じる

くしゃみは粘膜の炎症

鼻の知覚神経を刺激

刺激が脳に伝わりくしゃみがでる
鼻水は炎症によって鼻粘膜から
「ヒスタミン」という刺激物質分泌

刺激が脳に伝わり鼻汁を過剰分泌する
冬かぜと夏かぜの違い
 かぜのウィルスの多くは冬の低温乾燥を好むが、高温多湿を好むウィルスもあり、夏かぜの原因となる
熱が出るのは?
人間の体温は、午後2〜3時頃にもっとも高くなり、深夜、寝ているときにもっとも低くなる

かぜのウィルスによって粘膜に炎症が起こる

細胞から発熱物質を含む成分が出る

脳内の「発熱中枢」を刺激して発熱

 熱が出たときは、頭や関節の内側(わきの下、足の付け根など)を冷やすと、気持ちがよく、熱を下げるのに効果的
のど痛・鼻水・鼻づまり・発熱・咳以外の症状
気道以外に起こる症状として多いのが、消化器系の症状

ウィルスが気道から胃や腸まで達して定着

胃腸の粘膜が炎症を起こす

 炎症により作られた「プロスタグランジン」などの物質の影響で、血管が拡がり頭痛が起こったり、筋肉や関節の痛みなども起こる

かぜと間違いやすい病気

のどの症状が似ている
  • 気管支の細菌感染による細菌性気管支炎・肺炎…発熱・咳が数日間続き、黄緑色の粘っこい膿のような痰、胸の痛みなどがあらわれる
  • 気管支ぜん息…気管支が過敏な人にアレルゲンや寒冷刺激・過労などが加わると発症し、呼吸のたびにゼーゼーという音がする
  • 肺がん・肺結核…乾いた咳が長期間続く
鼻の症状が似ている
  • アレルギー性鼻炎…くしゃみの回数が多い・水っぽい鼻水が大量に出る
  • 花粉症…花粉が飛ぶ時期だけ症状がでる
  • 蓄膿症…鼻づまりが強く、鼻汁は粘っこく黄緑色をしている
*月刊ヘルシートークより抜粋

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